販売部数50万部の著者「阿奈 靖雄」の
電子書籍アプリがリリースされました。
私の著者に「プラス思考の習慣で道は開ける」という代表作があります。
「プラス思考を習慣にしましょう」 という内容の本です。
ところが、たくさんの読者から「本を読んだけど、なかなかプラス思考が身につかない」
という、お手紙や電話を頂いております。
そうした質問に、私は次のように答えています。
「なかなかプラス思考になれない人は無理してプラス思考になろうとしなくていいのです」。
たしかに、プラス思考で明るい生き方のほうが「いい生き方」だと思います。
明るい人と一緒にいると気分が明るくなります。
マイナス思考で暗い人が隣にいると、こちらの気分まで暗くなってしまいます。
だからと言って、「プラス思考が善」で「マイナス思考が悪」と
決めつけてしまつていいのでしょうか。 あなたの周りの人を見回してみてください。
あの人も、この人も、みんなプラス思考の前向き人間でしょうか。
職場の仲間たちと居酒屋とかに呑みに行ったとき、
みんな、希望に満ちた明るい話ばかりしているでしょうか。
お酒を酌み交わしながら愚痴をこぼしてみたり、弱音を吐いているはずです。
でも、弱音を吐いたりするのはマイナス思考で「悪」なのでしようか。
人間は誰でもマイナス思考を内在させているのです。
一見、プラス思考で前向きに見える人がいます。
実は、その人だって弱いところがあるのです。
「前向き人間」であるかのように装っているだけなのです。
あるいは 「弱い自分」を奮い立たせているだけの話なのです。
「何ごとも順調で、 なんの悩みもない人」なんて、この世には存在しないのです。
ハタから見ると悩みが無さそうな人だって、実際は、ネガテイブなところがあるのです。
ポジティブな姿勢を、ずっとキープしつづけることは不可能なのです。
無理してつくられたポジティブな姿勢は何かの拍子で崩れてしまいます。
あなたにはポジティブな感情もあるし、ネガティブな感情もあるのです。
その両方が「同居」しているのです。人によって、その比率の度合いが違うだけです。
「マイナス思考が一〇〇%」、「プラス思考が一〇〇%」という人はいないのです。
そのことを心得ていれば、こり固まった心の筋肉がほぐれて、生きるのがグンとラクになります。
是非この本を参考にしてみてください。
目次ーーーーーーーーー
1.第一章 頑張らないほうが、うまくいく
2.「不調の波」は必ず去っていく
3.「平凡に」「普通に」生きればいい
4.「なんとかなるさ」 と割り切る
5.一時的な困難に、くじけない
6.見栄や突っぱりは捨てよう
7.鈍感力を、はたらかせて図太く生きる
8.踏んばったあとはリラックスしよう
9.全力で頑張るだけが能ではない
10.やたらにホンネを言ってはいけない
11.いつまで「自分さがし」しているの?
12.自分の短所は直さなくていい
13.表面上は平静を装って、つきあおう
14.ヘタな同情は、相手のためにならない
15.第二章 弱音を吐いたっていい
16.人事を尽くして天命を待つ
17.さっさとフトンをかぶって/寝てしまうといい
18.マジメばかりではダメ。もっと遊びなさい
19.硬くなった心の筋肉を、ほぐす
20.ときには、言いたいことをはっきり言おう
21.イライラしていると、体調をくずす
22.「運が良い時」と「悪い時」がある
23.内向的な人のほうがイザというとき強い
24.たまには、弱音を吐いたっていい
25.「疲れ」を感じないようでは危ない
26.つらいことを、がまんしなくていい
27.職場が暗くて嫌気が、さしてくる
28.「愚痴」は、どんどん言ったほうがいい
29.弱音を吐く人のほうが精神的にタフ
30.そんなに強がらなくてもいい
31.第三章 悩む人ほど、成長する
32.人を信用し過ぎてはいけない
33.「悩み」は進歩発展のための陣痛
34.ものごとは、成るようにしかならない!
35.たくさん恥をかいた人ほど、成長する
36.手こずる相手は、あなたを鍛えてくれる「先生」
37.嫌な相手とでも、かかわらなくてはならない
38.いまはダメでも、必ず道は開けてくる
39.親しい人間関係ほど、かえって危ない
40.相手の目をみて、ニコッとほほえむ
41.あなたは周囲の人から、どう見られているか?
42.「ウマの合わない相手」が、いるには当りまえ
43.「対人関係のもつれ」を、なんとかしたい
44.「叱る」のと「怒る」のとを混同している
45.「悪いこと」のあとには、必ず「良いこと」がある
46.スランプは、永久に続かないから大丈夫
47.第四章 嫌いなものは、嫌いでいい
48.迷ったら基本に戻れ
49.具体的に行動すれば、具体的な答が出てくる
50.ときには自分の欠点を、さらけ出そう
51.マイナス思考を積み重ねた人ほど、強くなれる
52.なんだ、こんな小さなことで悩んでいたのか
53.「つらい気持」は、無理して消そうとしなくてもいい
54.「悪い癖」は、無理して直そうとしなくていい
55.気にしない。気にしない。もっと鈍感に生きよう
56.縁があった仕事に就けばいい
57.いまの仕事を辞めたい!
58.「行き詰まり」は、進歩発展の前ぶれ
59.人生、何が幸いするか分からない
60.誰でも、心のうちでは悩みをかかえている
61.いまの仕事が、おもしろくない!
62.仕事も大事、休養も大事
63.第五章 いまが、チャンスをつかむタイミング
64.劣等感を持っている人ほど、成長する
65.世のため人のためでなく、自分のためでいい
66.案ずよりも生むが易し。失敗を恐れるな
67.窮すれば通ず。なんとかなる
68.忙しさにかまけて自分を酷使していると・・・
69.いまかかえている難題は、必ず解決する
70.与えられた条件のなかで、ベストをつくす
71.無理して立ち直ろうとしなくてもいい
72.相手の「NO」を真に受けなくてもいい
73.誰にでも好かれようとするからダメなのだ
74.いまが限界ではない。まだ底チカラは残っている
75.いまが、チャンスを掴むタイミング
76.価値観が違うのは、あたりまえ
77.頑張らない生き方
78.仕事を離れた、別世界の人と付き合おう
79.第六章 いまはダメでも、必ず道は開ける
80.どんな嫌なことでも、長くは続かない
81.失敗を糧にして成長する
82.「演技」でもいいから、「明るく元気」に、ふるまう
83.「とってつけたお世辞」を、どんどん言おう
84.習慣が「第二の性格」をつくる
85.「ポジティブ思考」の回路を太くさせる
86.たくさん叱られた人ほど、成長する
87.そのうち、きっと、いい話が舞いこんでくる
88.小さいことにチマチマするな
89.親しくなり過ぎてはいけない
90.「飽きっぽい自分」だから、いいのだ
91.踏ん切りをつけて、踏みだそう
92.その心配ごとも、日が経てば解消する
93.「小さな成功」でも、大きく喜べ
94.だいじょうぶ、もう「幸せの芽」が出はじめている